>>26 なるほど。うまい言い方があったもんだ。裸馬はまた、rubberの当て字かと思ったよ。
日本製プラグひとつ取って見ても、新品を使えば問題は無いだろうし、ライトフィールドの
疾風にしても、調整は米側の手で為されたにせよ、ペラなどの基本構造は変わらず、
日本にあった場合でも出せる性能が引き出されたのだと思うんだがな。
『決戦戦闘機疾風(光人社)』の159頁に、荻窪製作所製の誉をつけた試作機は
調子が良ければ真速640kphぐらいをマークした、という下りがある。そして
増加試作4号機以降に武蔵野製作所製の量産型誉がくっつき、いろいろとトラブルが
出始めた、とある(それと並んでプロペラの不調も泣き所、とある)。
後期増加試作型から推力式単排気管が採用され、この効果は二速スーパーチャージで
約15kph。誉11型搭載機でも、最高655kph程度までは稼げるはずだ。
とすれば、ライトフィールドで1146号機(誉21型、戦時中は運転制限)が出した
687kphという数字から、塗装による速力向上分+αを差し引いた速度が、疾風量産機が
日本においても出しうる速力と見ていいんじゃないか、とも思える。海外のサイトでは、
疾風元パイロットが700k出した、とかの情報もあったりなので、実戦の様相を知るのが
一番なんじゃないかな。今となっては難しいが。
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