>>257 ハードウエアを揃えても、ソフトウエアも揃えなければ意味はないよ。
51期より前の兵科士官を、まとめてソロモンにでも沈めない限り、それらの
兵器は完成しないし、よしんば完成したとしてもまともに使いこなせないだ
ろう。
それに船団護衛をやるのなら、長期戦を想定している事になる。
艦隊決戦で事を決するのなら、1942年内には戦争は終わるよ。
(連合艦隊か、太平洋艦隊の全滅という形で)
おまけで言うと44年度の158万トンは、其の大半が船底1枚、耐用半年、速
力9ノットの鉄の棺おけばかり。
其の大半は1945年初頭までに失われた。
粗悪濫造とはまさにこと事を言う。
ちなみに上記の対潜兵器を装備する為には駆逐艦を船渠に送り込まなければ
ならない。つまり、建造中の船舶をドックから叩き出して、軍艦の改装ばか
り行う羽目になる。輸送船の増強なんぞ夢のまた夢に終わるだろう。
同じ時期、日本海軍は大規模な海防艦の増強を計画し、それをほぼ実現して
いるが中身を見れば納得できるだろう。
それら海防艦にはまともな対潜装備、対空装備がなかった。
輸送船は棺桶と化したが、それを守るべき牧羊犬は手足のない盲目となった。
1941年12月8日から何かを変革するのなら、長期戦はあきらめたほうが良い。
そもそも日本海軍がそれを直視できたのなら、戦争は起こらなかった。
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