すでに大人になった動的没頭志向の人間(4)が、動的没頭の対象にできる仕事なり、
スポーツなりスポーツ観戦なり旅行なりドライブなりパチンコなりの楽しみを見つけて、
後頭葉萎縮からの視野散漫によるADHD系の苦しみを緩和できていたとする。
本人はもう一人前の社会人となった上、職人気質やオタク系よりも
人当たりのいい性格だったりするものだから女受けもよく、
普通に結婚して子供を持てる確率も高い。
そこで、今の日本の一般的な育児環境を見てみれば、
体力が有り余っている男児のADHDに苦しめられている親が異様に多い。
あまりにも発症率や重篤率が高いために、女児を好む親が激増しているほど。
これは、親が動的没頭に淫する性向をうまく自己処理できているからといって、
少しもADHD的な症状を治癒させられてはいないからである。
あくまで気休めによるごまかしに過ぎないものだから、社会経験ゼロの状態で
生まれてきた子供に後頭葉の萎縮だけが遺伝し、明白なADHDを患う。
これもやはり、
>>34画の(4)に相当する、ADHDとしては軽度なレベルの動的没頭嗜好者を
社会的に優遇し過ぎているが故の所産だといえる。(4)みたいな人間が一定数生ずるのも
この世の常ではあるが、それを「人の花形」にまで祭り上げるのは明らかな暴挙という他ない。
(4)なんてのは、(2)とも同類でしかないただの有象無象に過ぎず、(3)こそは達者。
(2)も(4)も(1)も(5)も、(3)の境地こそを志して行く世の中が到来すればこそ、
ADHDに苦しめられる子供や親の増大に歯止めをかけることもまた出来るのである。
返信する